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コーナー型日時計の目盛

2型中

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コーナー型日時計の目盛(45型中)の使用例

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 ここでは、簡単な例を示しますが、

 どのように使用されるかはお客様がご自由にお考え下さい。

 

お送りするものは、

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ご希望により作成した、日時計と時計の時刻の換算表と

(時差の換算表の必要な方は、発注の際にお知らせください。)

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上の写真のような目盛盤(時計の文字盤)と壁板、底板の型紙を印刷した紙

この紙には

  @季節に関係なく使える目盛盤(時計の文字盤)

  A緯度設定用の目盛

が、印刷されています。

コーナー型の日時計には時差補正目盛盤はついていません

 

用意していただくもの

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両面テープ (糊や接着剤は紙が伸び縮みしますので使わないでください)

スコッチテープかセロテープ 

(スコッチテープは、はがしやすく、修正が楽にできます)

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段ボールや、プラスチック段ボールなど硬いもの、板でも、プラスチックでも構いません。板の場合は、そりが出ない合板が、使いやすいと思います。

段ボール、プラダン(プラスチック・段ボール)など、試作の時にはやわらかい

もので、加工のしやすいものをお勧めします。

とはいえ、中型の日時計は、小型に比べて大きいため、コピー用紙や

ボール紙の強度で形状を保つのは困難なため、段ボール、プラスチック

段ボール程度の強度のものが必要です。

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錘と色の目立つ糸

 錘(おもり)は、垂直を出すための垂線の錘(おもり)として使います。ここでは

ワッシャーを使いますが、5円硬貨、50円硬貨など他のものでも構いません。

写真のように糸の両端に付けます。糸の長さは、錘と錘の間を1525cm

にします。

 糸は、赤い糸が見やすいですが、黒でも、青でも、生成でも、白でも用途には

耐えますので、お手元にあるもので構いません。細くて柔らかな、ミシン糸が

お勧めです。

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ハサミ、ペーパーナイフ、カッターナイフ、ボールペンなど筆記用具

物差しなど使い慣れた道具を用意してください。

 

 

三角板(緯度目盛付)の切り抜き

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三角板の型紙を切り抜きます。三角盤を2枚作りますので、表と裏で

型紙は4枚あります。

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切り抜いた三角盤を上図のように折り曲げます。

この角が、日時計の影を作りますので、線に沿ってまっすぐに、丁寧に

折ってください。

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折った三角盤を上図のように、プラスチック・段ボールや段ボールの

まっすぐな辺にひっかけて、切り抜く位置を決めます。

三角盤の型紙の各辺からプラスチック段ボールの厚みの幅をとった位置に

線を引きます。

細く切ったプラスチック段ボールの切れ端を、定規と型紙の間に挟んで

定規の位置を決めると、簡単に定規の位置が決まります。

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定規の位置が決まったら線を引きます。こうして切り抜くと、

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三角形の板が4枚できますが、段ボールの目が縦のものと横のものが

2枚づつになります。その縦のもの1枚と横のもの1枚を組み合わせて

使用します。こうすることで、三角盤の剛性が強くなり、丈夫になります。

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上図のように、三角の段ボールに両面テープを貼り付けます。

そこへ、下図のように底辺をそろえて、もう一枚の段ボールの

三角板を貼り付けます。

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三角板への型紙の貼り付け

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上図のようにして、折り目を直角三角形の底辺に押し当てます。

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裏側に型紙を折り曲げて、スコッチテープで固定します。

セロテープや、接着剤を使わないのは、止めた後で、位置がずれていた時に

はがして貼りなおす必要があるからです。スコッチテープならば、

ペーパーナイフで丁寧にはがすと、型紙がいたみません。

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次に、表側の直角三角形の頂点を固定します。

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そこで、型紙が浮いていないのを確認してから、辺をスコッチテープで

固定します。浮きが合ったら、一旦頂点のスコッチテープをペーパー

ナイフで丁寧にはがして、貼りなおしてから、辺を固定してください。

 

裏側も、同様に貼り付けます。

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分度器が隠れますが、構わず、裏側へ折り込んでください。

緯度を設定する分度器は、外側だけにあれば、十分ですので、

隠れても問題ありません。

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三角板が、このような形に仕上がります。

 

 

目盛盤(壁板、底板)の切り抜き

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用紙から目盛盤(時計の文字盤)の型紙を切り抜いて、上図のように

段ボールの上に左右に2枚並べます。

この時、段ボールの目()が横向きになるようにしてください。

段ボールを切り抜きますが、目盛盤の6時と6時の距離より、2cm程度

12時と11時の横方向は57cm程度大きく切り抜きます。

ここでは、縦30cm×横40cmに切り抜きます。

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切り抜き終わると、上の写真のようになります。

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短い辺(この例では30cmの辺)2等分したした位置に、折り目を付けます。

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ボールペンなどで線を引いておいて、その線を、刃をひっこめたカッター

ナイフの先などで、傷をつけないようにすこしづつ押し込んでいくと、

下図のように折り目ができます。

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目盛盤の型紙の折り込み

目盛盤は6時の線で谷折りにしますが、いきなり谷折りにはできません。

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上図のように、先ず山折りに折ります。

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山折りにしたところをひっくり返して、谷折りにします。

もう一枚の、目盛盤の型紙も同様にします。

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先ず山折りにして、それを谷折りにします。

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目盛盤(時計の文字盤)の貼り付

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段ボールを折り目から90度に折り曲げます。

その両端に、下図のように目盛盤(時計の文字盤)を貼り付けますが、

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いきなり固定するのではなく、下図のように、

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底板にだけ固定して、壁板には固定しないでおきます。

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左右同様に固定した状態が上図です。

三角板を固定してから、壁板にも固定します。

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三角盤の表裏は、織り込んだ側が内側(上図)

緯度を設定するための分度器の目盛がすべて見えている側が外側(下図)です。

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左右の三角板を固定すると、

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日時計の基本的な形状が出来上がりました。

上図の右側が午前中の目盛で、左側が午後の目盛です。

 

三角盤内側のコーティング

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緯度に傾斜を合わせる時に、錘の付いた糸をスコッチテープで、貼ったり

はがしたりできるように、三角盤の内側にテープを貼って、コーティング

しておきます。

 

 

日時計の補強

底板と壁板の補強

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底板と壁板の段ボールの目()は横向きでしたので、

補強するための段ボールは縦に目があるように切り抜きます。

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両面テープを補強用の板に張り付けて、

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日時計の底板と壁板の裏側に貼り付けます。

 

中央部分の補強

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長さ30cm5cm程度で段ボールの目が短い辺に平行な長方形を

2枚切り出します。

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両面テープで2枚を貼り合わせ、

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日時計の中央を、上図のように補強します。

 

日時計の設置準備

ここでは、天体望遠鏡のマウントと写真用の三脚、微動雲台を使いますが、

ご自宅にあるもので、何か工夫してください。

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日時計とマウントをボルトとナットで固定します。

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三脚の上に乗せた微動雲台の上に日時計を設置してみました。

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日時計の設置

左右の水準

先ず、左右の高さが水平になるように、水準器などで確認しながら

三脚を調整します。

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前後の傾き

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前後の傾きの調節は、三角盤の外側に、垂線(すいせん)を垂()らして

傾きを計測しながら調節します。蛙聲庵は北緯36°にありますので、

36°に垂線がくるように傾けます(上図)

 

時差の確認

 日時計が指す時刻は、地方太陽時(地方視太陽時)です。一方、私たちが使っている時刻は、日本標準時(標準子午線での平均太陽時に合わせた原子時計の時刻です)。このため、日時計を合わせるためには、先ず、日本標準時と観測点の地方太陽時との時差を調べることから始めます。

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以下の撮影をしたのは66日でした。

蛙聲庵の日時計の換算表の66日の欄は21分です。

つまり、さいたま市見沼区春野では、日時計が、電波時計から21分進んでいます。

理科年表から計算しても構いませんし、ステラナビゲータなどで求めても

構いません。最初にその日の時差を求めてください。

電波時計の時刻に21分足した時刻に日時計をあわせます。

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電波時計が1434

これに、21分足すと

日時計は1455分ですので、

 日時計を水平に回して、目盛盤の1455分に、三角盤の影を合わせます。

日時計を動かしましたので、観測地点の緯度に日時計の傾きが合っていることを

もう一度確認してください。

さいたま市の場合、緯度は36°。垂線の赤い糸を36°にあわせます。

 ずれているときには、架台の傾きを変えて、一致させてください。

これで、日時計の設置は完了です。

あとは、時間の経過に合わせて、正しく時刻を指すかどうかを確かめます。

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10分後、電波時計は1444

 

日時計は1505分を

指しています。

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1450分です。

日時計は1511分を

指しています。

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電波時計が1459

日時計は1520

つねに、日時計が21分進んだ時刻を表示していますので、

日時計は正しく時刻を示しています。

 

日時計の保管

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箱に入れて保管される方も、そのまま、本棚の上などにおいておかれる方も

湿気やほこりを防ぐために、大きめのビニール袋に入れてください。

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袋の口を針金や養生テープなどで塞ぎます。

日光や照明の強い光の当たらない、乾燥したところにおいておくと

何年も使えます。

 

 

 

 

 

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